スクールライフ
未来に向かってー2018年度演劇部活動報告41ー

 演劇部の近況報告をしておきたいと思います。演劇部は、11月初めの県東部大会以後、2人の部員が部活を離れ、現在は2年生部員3人だけで活動しています。彼女らも来年度は大学・専門学校進学に向けての勉強が控えているため、今のところは6月の中高演6月公演をもって引退し、部活は事実上、休部状態になる予定です。考えてみれば、情けないことです。ひと昔前までは、他の部活はともかく演劇部では、3年生部員の主力は3年秋の県東部大会公演の舞台まで立つのが“常識”(決して顧問が強制したわけでなく、とにかく先輩がそうしたから、自分たちも当然そうした、という形で続いていました)でした。しかし、2016年度の3年生部員が、後輩との軋轢もあって6月の桐陽祭公演で全員引退したのを皮切りに、2017年度は1人の3年生部員が11月の舞台に立ったものの、残りは6月で引退(ただし、うち3人は公演本番直前に来てくれて、いろいろと後輩をフォローしてくれました)。そして今年度は、前年に先輩に助けてもらったはずの3年生部員が、また6月の中高演公演で引退です。受験勉強と部活が両立できない、という常識的な理由からこうなっているのでしょうが、かつては3年生部員の“非常識な”頑張りで県大会出場や三島市民演劇祭出演を果たしてきた我が部としては、とにかく寂しい限りです(先輩たちだって、卒業時に進路が決まっていない、なんて先輩はほとんどいなかったんですよ!ま、正直言って、「進路より部活」で、秋の公演が終わってから受験勉強に専念した、という先輩もいないわけではなかったのですが‥‥)。

 現在の部員は、今のままでは後輩たちに何も引き継ぐことができず引退することになりそうですが、実はキャストの生徒はともかく(というのも、秋の公演のキャストのうち、エースと未来のエースが今回、部活を離れてしまったため)、スタッフの生徒については、先輩たちが伝えるところが少なかった分、自分で勉強して装置などを作ってくれて、かなり功績があった部分があるので、できれば彼女らが引退する前に、それだけは引き継いでくれる後輩が1日も早く入ってくれることを祈っています。ここまで来て、またリセットされるのは、たまりません!やはり、先輩から後輩へ、きちんと“引き継がれるもの”がある学校が強いんです。近年の生徒たちは、先例から引き継ごうとせず、やたら自分たちの代のオリジナリティにこだわるところがありますが、そういう場合にえてして先輩たちの実績より自分たちの成果のほうが質的にも劣ってしまっている、ということが理解できないのでしょうか?「基本」が引き継げないのでは、ダメです。改めて、今の部員たちが作り上げてきたものを認めて、それを引き継いでくれる新入部員が1日も早く現われてくれることを、深く祈っています。