スクールライフ
演劇部
6年連続10回目の中高演公演出演ですー2018年度演劇部活動報告⑫-

 演劇部は6月24日(日)、6年連続10回目の、静岡県中部高校演劇公演<中高演>の舞台に臨みます。ほとんど本校の校内でも知られていないことです。2008年以来、県高校演劇研究大会<県大会>に出場していない本校演劇部が、なぜ県中部の大会に出続けているかについて、ちょっと書いておこうと思います。そもそも県中部の高校演劇協議会は全国組織とつながりがない独自の歴史を持っているため、中部の学校が県大会、及びその上の関東大会に出場してくることはありませんでした。そこで、県東部大会・西部大会(現在は両大会が合同して、県大会となっています)・中部大会を3年に1度ずつ、県高校総合文化祭演劇部門と兼ねるものとし、その際、中部大会が県高総文祭演劇部門と兼ねる場合には、県東部・県西部からそれぞれ代表校を出場させ、県大会に準ずる性格の大会にしようということで、中部大会に他地区の学校がオブザーバー参加することになったのです。県大会常連校がひしめく県東部にあって、本校が地区大会を突破して県大会に出場できる可能性はきわめて低い。しかし、外の舞台経験を積まないで「井の中の蛙」になってしまったら、本校演劇部の未来はない。そういうわけで、中部大会が各校の文化祭公演と重なる6月開催とあって、東部の各校が出演をためらう中で、本校は積極的に立候補して、「武者修行」のつもりで中部大会に出場し続けてきたわけです。

 最初の出場が1996年。本校が初の県大会(当時は東部大会)出場を果たした2年後でした。以来、2002年・2005年と中部大会に出場。その後、低迷期が続いたため、しばらく出場はありませんでしたが、2011年から県大会・県中部大会が毎年、県高総文祭演劇部門を兼ねるようになったのを期に、4度目の出場を実現。以後、2013年からは今年まで、毎年出場している次第です。だから、県大会には7度しか出場していませんが、県高総文祭演劇部門となると、一応6年連続14度の出場となります。まあ、傍目には大した成績ではないのかもしれないけど、歴代の部員たちにはちょっとしたプライドにはなっているのではないかと思います。本校演劇部のような弱小演劇部が、1985年の創部以来、いちおうここまで生き長らえていて、その間地区大会の出場辞退は3回だけ。2008年以降はずっと出場し続けていられるのも、歴代の部員たちが「いい加減な芝居はしない」と頑張り続けてくれたおかげだと思います。実際、「部活の危機」をこの中高演6月公演の出演によって回避したことも度々ありました(2008年以降、県大会出場こそありませんが、三島市民演劇祭には3回出場。2011~2013年に行われた県東部高校演劇フェスティバルには、全回出場。その他、沼津市役所など外部からの依頼で公演を行ったことも、何度かあります)。

 近年では、中高演6月公演に出演することも恒常化しており、部員たちの中にはこの公演に出演することの意義がだんだん分からなくなってきた者も多くなってきたかもしれません。部員たちが出演を希望しなくなった時には、本校は出演を止めます。ただし、その時が桐陽高校演劇部の最後の時でしょう。部員がやみくもに芝居に取り組む気持ちに支えられてきたのが、本校演劇部だからです。